西吉野農業高校のご案内

西吉野農業高校は、五條市が設置・運営する『昼間定時制』の高校です。
令和3年4月、旧西吉野中学校・西吉野小学校の跡地で新たにスタートしました。

西吉野農業高校では、これまで賀名生分校が培ってきた指導のノウハウや特色ある学校行事などを引き継ぎ、「緑と柿のふるさと」五條市西吉野町にふさわしい学習活動を先生・生徒が一体となって進めていきます。
なお、令和3年3月末に在籍する賀名生分校の生徒は、全員、西吉野農業高校の生徒となりました。

学校の特色(目指す学校の姿・教育方針)

賀名生分校が実践してきた「生徒と先生の心が通い合う指導」を継続し、生徒それぞれの個性や能力を存分に発揮できる取組を展開します。

専門教科「農業」の学習では実習を中心に知識や技術を習得し、「やればできる」という自信と誇りのもてる指導を行います。

賀名生分校では、学習の深化を図ることを目的に、長年、「北海道現場実習」「農業クラブ活動」「収穫祭」「耐寒マラソン」などの活動を実施するとともに、地域とつながり地域に親しまれる学校づくりを目的に、「ふれあい健康際」「清掃奉仕活動」などの社会参加活動にも取り組んできました。

西吉野農業高校でも、こうした社会参加活動に積極的に取り組み、地域とともにある学校づくりに力を注ぎ、地域に支えられ、地域を支える学校づくりにまい進します。

沿革(概要)

1950(昭25)年5月1日

奈良県立五條高等学校賀名生分校創立(賀名生中学校にて開校 設置者:賀名生村)

1955(昭30)年4月

賀名生分校独立校舎竣工(賀名生村神野635)

1959(昭34)年4月

賀名生村、白銀村、宗桧村の合併により西吉野村誕生 設置者が西吉野村に変更

1966(昭41)年7月

第1回北海道現場実習実施

1974(昭49)年5月

第1回健康祭開催(以後、毎年開催)

1980(昭55)年4月

創立30周年記念式典

1992(平4)年5月

「健康祭」を「ふれあい健康祭」に改称

2000(平12)年10月

創立50周年記念式典

2004(平16)年9月

校舎移転(西吉野村黒渕888)

2005(平17)年9月

五條市、西吉野村、大塔村の合併により新生五條市誕生 設置者が五條市に変更

2010(平22)年11月

創立60周年記念式典

2015(平27)年7月

北海道現場実習50周年記念行事(於:北海道余市町)

2017(平29)年4月

家政科募集停止

2018(平30)年4月

全国募集スタート(県外から17名入学)

2020(令2)年12月

創立70周年記念式典

2021(令3)年3月31日

五條市立奈良県立五條高等学校賀名生分校閉校

2021(令3)年4月1日

五條市立西吉野農業高等学校開校(在校生は学籍異動)

校訓

不撓不屈

学校教育目標

高い志をもち、広く社会や地域の発展に貢献する自立した人材を育成する。

教育方針

目指す学校像

目指す生徒像

スクール・ポリシー(教育方針)

グラデュエーション・ポリシー(育成を目指す資質・能力に関する方針)

本校では、以下の資質能力を身に付け、74単位以上の単位数を修得した生徒に卒業を認定します。

  1. 「農業担い手」として必要な基礎的、専門的な技術と知識を有している。
  2. 実習中心の学びを通じて、よりよい勤労観・職業観を身に付けている。
  3. 他者と協働して社会や地域に貢献する熱意と意欲にあふれる。

カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)

本校では、変化する社会に対応できる確かな学力、人権を尊重し他の人を思いや豊かな心、健康でたくましい心身を養うことを教育方針とし、その実現のために以下の教育を行います。

  1. スマート農業など農業の先進技術見学・体験の授業や地域農業に関する学校設定科目を開設して、農業の即戦力の人材を育成します。
  2. 地元協力農家や農業法人で農業実習や就労体験活動を実施して、プロ農家の高い技術と豊富な知識を学ぶとともに、社会性を身に付け、正しい職業観の育成を目指します。
  3. 各教科の学びを連携させ、自ら課題を発見し解決することにより、思考力・判断力・表現力を育成します。
  4. 基本的生活習慣・社会的生活習慣を身に付け、規範意識や高い倫理観を育てます。
  5. 学校行事、課外活動、ボランティア活動などを通して視野を広げ、主体性と協働意識、他者尊重と社会貢献の精神を育てます。

アドミッション・ポリシー(入学者の受け入れに関する方針)

本校では、入学者選抜を経て、以下のような生徒を受け入れます。

  1. 本校の使命や教育方針を理解する生徒
  2. 農業に『夢・志』のある生徒
  3. 実践的な学びを求める生徒
  4. 基礎的な学力が身に付いており、主体的に学ぶ生徒 

スクール・ミッション(本校の使命)

農業の学びを活かし、広く社会や地域の発展に貢献する自立した人材の育成

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