ご挨拶

校長あいさつ

心の豊かな真の農業人を育てる

奈良県立五條高等学校賀名生分校 校長
沼田 守弘(ぬまた もりひろ)

本校は昭和25年、先導的な農業指導者の育成を目的に、奈良県立五條高等学校の分校として誕生しました。
「土を耕し、心を耕し、未来を耕す」に基づいた教育方針をめざしています。土を耕すとは知(学力、体力)、心を耕すとは徳(人格、道徳心)、未来を耕すとは夢(自己実現)のことであります。
確かな学力を身に付けることを教育の第一目標とし、その達成のために専門教育の特徴である体験的な学習を重視した教育活動を日々行っています。「為すことによって学ぶ」これが本校教育のねらいでもあります。これにより、生徒、教職員一丸となって農業教育の発展・地域振興に寄与していく所存であります。
このような変革の時代、チャレンジ精神をもち学校のさらなる活性化と将来の人材育成を目指していきます。このホームページで本校の教育活動の状況をご覧いただき、ご支援をお願いするところであります。賀名生分校は今、未来に向かって着実に、そしてさらなる飛躍をしようとしています。

五條市 教育長あいさつ

仕事につながる学習ができる環境を

五條市教育委員会 教育長
堀内 伸起(ほりうち のぶおき)

創立67周年を迎えた賀名生分校は、地元農業の後継者を育てる学校として地域と密接な関係にありますが、近年、少子化や若者世代の転出などから入学者の減少が続いています。一方、五條市は、柿生産高日本一を誇る全国有数の農業生産地域ですが、農業従事者の減少や高齢化が大きな課題となっています。
そこで五條市教育委員会では、賀名生分校の来年度入試から全国いずれの地域からも出願できる「全国募集」をスタートさせることとし、現在、寄宿舎を整備するとともに、学習方法を充実させるため地元農業団体などに協力要請しているところです。特に、学習方法の充実については実習を軸にした専門教科の学習に力を注ぎ、その実習の多くを地元の農業経営者に指導していただく予定です。また、3年生からは平日に農園などで就労したりして、仕事につながる学習ができる環境を整えます。
卒業後は農業法人などに就職して地域農業の担い手として活躍していただくとともに、さらに本人の意欲や努力に応じて農業経営者として独立し本市で定住できる仕組みを、市の農林部局やまちづくり関係部局及び民間の農業団体などと協力しながらつくっていく所存です。多くの皆さんのチャレンジに期待しています。

五條市 市長あいさつ

真に実のある経験と未来を拓く力を

五條市 市長
太田 好紀(おおた よしのり)

奈良県五條市は、紀伊半島のほぼ中心に位置し、人口約3万2千人弱の、のどかな山間地帯です。金剛山と吉野連山に抱かれ、市の中央部を吉野川の清流が横断しており、豊かな大地と美しい水に恵まれています。このため、果樹栽培がさかんで、全国有数の柿の産地です。
また、古くから交通の要衝として栄え、近畿の心臓部である大阪の中心地までは40kmの範囲にあり、都心部とほどよい距離を保った地方のまちといえます。
五條市では、こうした地域の特性や魅力を活かし、当市での定住の促進や地域の活性化のために、さまざまな施策に取り組んでいます。
そのひとつが、賀名生分校魅力化推進事業です。五條の主要産業と、その担い手となる全国の若者を結び付け、互いに大きな夢を描くために、このプロジェクトはうごきはじめました。地元の農業者の協力のもと、市内の放棄耕作地を活用して、意欲ある若者が農業経営者として独立するための支援をしようというものです。
農業、特に果樹栽培の分野では、五條市は終戦直後の自己開墾からはじまり、国営農地開発事業による開発整備などを経て、確かな実績を蓄積してきました。五條市立奈良県立五條高等学校賀名生分校は、この五條の地で、農業の分野に特化し、専門的な知識や技術を身に付けるための学校です。
農業は、私たちの食卓や、『いのち』と直結したしごとです。農業が発展すれば、私たちの食はゆたかになり、生活が華やかに彩られます。五條市は、農業というしごとに魅力を感じ、真剣に取り組んでみたいという強い意志をもったみなさんが、賀名生分校で学び、プロの農業者となって、ともに五條市の未来を切り開いてくれることを期待しています。そのために、わたしたちは、農業にかかわる各方面と連携しながら、真に実のある経験と、未来を拓く力を身に付ける場を提供します。
みなさんの可能性の種が、五條の大地で豊かに育ち、大きな実を結ぶことを願っています。

〒637-0102
奈良県五條市西吉野町黒渕888番地

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